「仕事をやめて自由な時間は増えたけど、時間を持て余すのが怖い。自分や家族のために、何かできたら——」そんな気持ちを抱えながら、nanoniに飛び込んだなつこさん。nanoniで見つけた夢、今目指している未来、そして今の自分を突き動かしているものとは?過去:nanoniに出会う前の私――どんな生活を送っていましたか?夫の海外赴任が決まり、2024年7月に家族でマレーシアへ。それを機に、新卒から続けていた金融関係の仕事を退職しました。nanoniと出会ったのは、移住する2ヶ月くらい前です。――仕事や自分の時間に関して、どんなことを考えていましたか?長年働いた仕事を辞めるのは、不安が大きかったです。収入やキャリアがなくなることだけでなく、「いまさら組織から抜けて大丈夫かな?」という気持ちもありました。でも、長い目で見て家族を優先する選択をしました。――これまでの人生で「挑戦したい」と思ったことはありましたか?私は手堅い会社に入って平凡に暮らしていければいいなと考えていたので、まさか自分が海外で暮らすなんて思ってもみませんでした。子どもが生まれてからは自分の時間がほぼなく、仕事・家事・育児で1日が終わっていました。仕事自体は嫌いではなかったので、仕事で自分を保っていたような感じです。だから、仕事をやめたら時間を持て余して、何もしない空白の時間が生まれてしまいそうで。「このままでいいのかな…」とどこか焦る気持ちがあったと思います。現在:nanoniに通う理由――nanoniに興味を持ったきっかけは?仕事を辞める段階で、友人に「空白の時間ができるのが不安なんだよね」という相談をしたところ、nanoniを紹介してくれました。そのときに初めてWebライターという仕事を知ったんです。自分の知らない世界でイメージが全然湧かなかったので、入会を決めるまでには迷いもありました。――実際に入会してみて、どんな変化がありましたか?最初は「自分には特別なスキルもないし、大丈夫かな?」と思っていたのですが、ライティングを学んでいくうちに、Webライターはこれまでの自分の人生経験が活かせる仕事だと気づきました。金融機関で働いた経験があるおかげで、その予備知識が記事制作に役立っています。――スクールやコミュニティで得たものはありますか?Webライターは一人で作業することが多いので、最初は「寂しいかも」と思っていました。でも、関係者とチャットでやり取りする機会が多く、いつでも質問できるので、想像以上に安心して取り組めています。記事に対する丁寧なフィードバックももらえて、基礎だけでなく応用的な知識も少しずつ身についてきました。未来:これからの私――受講したスキルを活かして、どんなことをしたいですか?まずは、ライターとしてのスキルをもっと磨いて、独り立ちできるようになることが目標です。その後はディレクターになって、ライターを統括できるような立場になりたいと思っています。今はまだ子どもが小さく、仕事に加えて家事と育児の両立がメインですが、育児が落ち着いてきたらもっと仕事量を増やして、ライター業に本腰を入れていきたいです。――自分にとって「経済的・精神的自立」とは?私にとっての経済的自立は、「生活費+家族との楽しみや自分の好きなことに使えるお金」を自分で稼ぐこと。例えば、家族で旅行に行ったり、自分や家族にちょっとしたご褒美を買ってあげたり。そんなことが無理なくできるのが理想です。精神的自立は、「母親」「妻」といった役割に縛られず、自分らしさを保つ場所を持つこと。女性は子育てに追われると「お母さんだけが自分の役割」と思ってしまいがちですが、子どもはやがて自立していきます。そうなったときに何も持っていなければ、何者でもない自分になってしまう怖さがあるんです。だから私は、前職を辞めてからもすぐに社会とつながる何かを始めようと思えました。今はお母さんという役割がありますが、自分の軸を持つ意味で女性の自立は大事だなと思います。――未来の自分に向けて、今どんな行動をしていますか?いただいたフィードバックを受け止めて、活かせるように意識しながらお仕事を着実にこなしています。今は基礎を積み重ねている段階です。また、プライベートと仕事を混同させないことも大切にしています。締切で頭がいっぱいになると、気持ちに余裕がなくなり子どもに優しくできなくなりそうなので、その線引きを心がけています。これからnanoniを考えている人へ「自分にはできないかも」と思っている人がいたら、まずは周りの話を聞いてみるのがおすすめです。実際に話を聞くことで「自分にもできそう」と思えることもあります。私自身も、nanoni代表のけいちゃんに自分のライフスタイルを相談したことで、働く姿が具体的にイメージできたのが一歩踏み出すきっかけになりました。Webライターはネット環境さえあればどこでも働けるので、私のようにパートナーの海外赴任についていく人には向いていると思います。また、仕事をやめて専業主婦になる人や、子育て中でまとまった時間が取りにくい人にもぴったり。「自分の世界を持ちたい」と思っている人は、ぜひチャレンジしてみてほしいです。まとめ「最初は不安だった。でも、一歩踏み出したら見える景色が変わった」そんななつこさんの言葉には、同じように悩んでいる女性の背中を押す力があるのかもしれません。あなたも、次の一歩を踏み出してみませんか?